事業体制・事業計画

ごあいさつ

医療と介護の連携や多職種協働は“合言葉”としては浸透しているが、実際の地域包括ケアの現場の中では理想と現実はかけ離れている。特に、介護保険制度で創設された介護支援専門員にとって、従前の医療のトップに位置付けされていた医師との垣根・敷居が高く、スムースな連携が阻害されているとの指摘もある。今回は、地域包括ケア・多職種協働の介護保険側の要でもある“介護支援専門員”の目線から、地域内の介護系施設のみならず、地域医療病院との連携をスムースかつ綿密に行うにはどのような活動をしたらいいのかを事業全体を通して検討する。また、全国老人保健施設が開発したケアマネジメントシステムである“R4システム”における利用者(患者)の状態像を客観的に把握する指標である“ICF Staging"を用いることにより、居宅から施設、そして病院までシームレスな把握ができるような“共通言語”として活用できるかどうか、また連携に必要な共通シートはどうあるべきかなどについても検討する。その上で、地域内における関係機関の協働作業に必要な連携体制の構築を行う。本事業では、高崎市内の諸事業所をモデル的にピックアップし、モデル事業として在宅医療体制を医療と介護の両面から構築するものだが、群馬県介護支援専門員協会が中心となって関わることによって、次なる展開としては全県下に発展させる礎にしたい。

ぜひ、実現に向けたご支援を頂きたく、お願い申し上げます。

一般社団法人 群馬県介護支援専門員協会
会長 折茂 賢一郎