ICF Stagingとは?

医療・介護各施設、多職種で共有する評価指標(ICF Staging)

共有情報の標準化について

例えば、ADL評価のための枠組みや方法は、ほぼ同じ内容を違う方式・方法で評価する複数のものが存在する。評価指標をできる限り標準化し、共通の指導でADL状態を共有することが、関係者間での認識の共有の観点から重要であると考えます。

ADL評価の枠組み・方法評価方法利用している制度等
機能的自立度評価法(FIM) 1~7段階で分類 護負担度の評価が可能。リハビリの分野などで幅広く活用されている。リハビリテー ション実施計画書作成時に使用する指標の候補
バーサルインデックス(BI) 2~4段階で分類 ハビリテーション実施計画書作成時に使用する指標の候補。
日常生活機能評価 3段階 看護必要度から派生した指標。
計画管理病院からの転院時及び連携医療機関からの退院時に用いる。地域医療連携・地域包括ケアにおける急性期~回復期~維持期において連続的に評価するための指標
慢性期病棟の病態別評価区分
B評価:日常生活活動(ADL)評価
3段階 日本慢性期医療協会が一般病床や回リハ病棟のB評価のADL基準より抜粋し、 他の診療報酬区分との整合性を調整し作成したもの。
基本診療料の算定に係る評価指標 0~2点で分類 本診療料の算定に係る評価指標で、「ハイケアユニット 重症度・看護必要度に係る評価票」「7対1、10対1入院基本料 一般病棟用の重症度・看護必要度に係る評価票」「特定集中治療管理料 重症度に係る評価票」「回復期リハビリテーション病棟 日常 生活機能評価票」等が存在する。上記各評価票では、評価項目にばらつきが存在するが、評価法は同一。
新全老健版ケアマネジメント方式
R4システム
5段階 ICFレベルをアセスメントする。イラストベースの簡単な共通指標を用いて、関係者のだれもがADLを評価でき、評価者によるブレのない評価を行うものとして期待される。
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(参考資料)
首相官邸ホームページ 医療情報化に関するタスクフォース 報告資料
付属資料:(2)シームレスな地域連携医療の実現より
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryoujyouhou/pdf/siryou2.pdf

R4マッピング(連携シート)

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ICF Stagingの概要:評価方法は14項目を主に「ふだんから行っていること」を5段階から判定します。多職種協働で作成するにあたり、職種の差やベテラン・初心者の差を埋め、同レベルの評価ができることも特徴です。

※R4システム版ICF Stagingは全国老人保健施設が開発した©新全老健版ケアマネジメント方式~R4システムのアセスメント方式です。